気の流れ メルマガ325号
本日のメルマガは『気の流れ』についてです。
よく病は気からと言われます。
身体の調子がおかしくなる前には、必ずと言っていいほど、
気の流れが悪くなります。
そして、気の流れが悪くなる根本の原因は、
心が何か「気になる出来事に囚われて」しまっている状態が、
長く続いている場合が多いと思われます。
すべての病気がそうだとは言えませんが、
何か思い当たることはありませんか。
人間だけが理性を持ち、思考をすることができます。
思考できるから、他の動物にはできない事物を生み出すことができます。
この思考が無ければ、人類の文明は築けなかったでしょう。
しかし、その一方で、思考の結果に気持ちが左右されます。
思い通りに行けばいいのですが、そうでない場合は、
思い通りに行かない現実に、ストレスをため込み、
そのマイナスの思考や気持ちに囚われて、
ますます負の連鎖に陥ることがあります。
そういう場合は、「気が塞ぐ状態」となっています。
それは、気の流れがストップしてしまった状態を言います。
そうなったら、真っ先に身体の症状として現れるのが、
持病と呼ばれるものです。
肩こり、腰痛、耳鳴り、鼻炎、歯槽膿漏、水虫、痔、憂うつなどですね。
持病が悪化するときは、気の流れが悪くなっているサインです。
そのサインを無視していると、もう少し大きな病気をしてしまいます。
その場合は、身体から気の流れを回復するために、
休息しなさいというサインが送られています。
そう考えれば、普段から、気の流れを滞らせる思考に、
注意することが大切になります。
しかし、思考がネガティブになることは生きていたら仕方がありません。
思い通りになることばかりではありませんからね。
プラス思考ばかりできるかどうかと言えば、私も自信はありません。
プラス思考ばかりに注目しすぎると、
それができない場合は、かえってストレスになることもあります。
プラス思考の達人は別として、多くの方は共感できませんか。
そこで大切なのは、毎日、簡単にできることを習慣にすることです。
それは気の流れをリセットする方法です。
一つ目が、場所は問いません。
立っていても、座っていても、寝ていてもいいです。
頭をまっすぐに、背骨を伸ばして、全身の力を抜いて、
大きく息を吐き切ってください。
そして、ゆっくり息を吸い、息を吐きます。
その際、1から7の数字を数えてください。
吸うときに7つ、少し止めて、吐くときに7つです。
呼吸は胸を膨らますのではなく、お腹を膨らませます。
息を止める時に、へそ下に力が入ります。
何も考えずに、それを7回だけです。
3回になっても、何回でも構いません。
気の向くままにしてください。
それだけで、気の流れがリセットされます。
もう一つは、言霊を使います。
「ありがとうございます。愛しています」を唱えるだけです。
最初は、気恥ずかしいかもしれません。
しかし、誰かに言うわけではありません。
自分が生かされていることに、
そして、生かしてくれているあらゆる存在に、
感謝と愛を放射するのです。
何かに気づいたら感謝し愛する。
できたら、最初は意識的にしてください。
そのうちに、自然とできるようになります。
ただそれだけを習慣化する。
これは、心のリセットには最強の言霊です。
この二つを習慣化すると、
こころがゼロの状態に戻りやすくなります。
そして、気の流れがよくなります。
ぜひ試してみてください。
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